合宿免許の荷物を詰めるために、どのくらいの大きさのバッグに入れたら良いか迷いますよね。
出張や研修がある社会人ならともかく、学生の方であれば2週間も外泊するような経験もそうないですから、どのくらい荷物の量があってどう詰めていけば良いか迷ってしまうでしょう。
合宿免許では最短でおよそ2週間ほどと旅行と比べて長期滞在にはなりますが、実は丸々2週間分の荷物を持って行くわけではなく、宿泊施設に備えつけの洗濯機や近くのコインランドリーで洗濯しながら着回すのでそれほどの大荷物でなくても大丈夫です。
この記事では、合宿免許の荷物をまとめるバッグについて悩んでいる人向けに、
- 荷物を入れるバッグのサイズ
- 荷物が増えすぎないためのコツ
- バッグに上手く荷物をまとめる方法
を中心にお伝えしていきます。
「合宿免許はどんなバッグが良いだろう?」「どうやったらバッグの中に綺麗にまとめられる?」と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
バッグは何が良い?おすすめはキャリーバッグ

一口にバッグと言っても、リュックからキャリーバッグまで様々あります。

私が行った合宿免許で多かったのは、男性であればボストンバッグやリュックなどの軽装、女性はキャリーバッグが圧倒的に多かったです。
以下ではそれぞれのバッグのメリットとデメリットを紹介するので、自分にはどのバッグが良いかチェックしてみましょう。
キャリーバッグ(スーツケース)なら移動が楽ちん♪
女性を中心に多かったのがキャリーバッグです。
キャスターが付いているので荷物が多少かさばるものや重たいものでも簡単に移動できて、合宿免許のように遠方に行く時に非常に楽なのが選ばれる理由でしょう。
力の弱い女性でも転がして移動できるので負担が少なく人気があります。
キャリーケースは大きく分けて、頑丈なハードタイプと布張りのソフトタイプがあります。
- 頑丈な作りで耐久性に優れている
- 外からの衝撃に強く、中の物が壊れにくい
- 両開きなので何をどこに入れたか一目で分かる
- 頑丈な分ソフトタイプに比べて重い
- フロントオープン式でない場合は中身を取り出す時に場所を取る
- ハードタイプよりも軽量
- 布張りで伸縮性があるので収納しやすい
- 外側にポケットが付いているタイプが多く、サッと取り出したいものを入れておける
- 片開きが多く、奥行きのあるものやかさばる物を収納するのに楽
- 繊維素材なので雨などに不安がある
- 使い込むと汚れやシミが目立つ
ハードタイプとソフトタイプには、このような特徴があります。
どちらも荷物の収納や整理がしやすく持ち歩きが楽な反面、キャスターなのででこぼこ道や階段などは動かしにくいのが共通のデメリットと言えるでしょう。
キャリーバッグ(スーツケース)ならそのまま宅配便で送ってもOK
あらかじめ荷物を宅配できる教習所であれば、キャリーバッグ(スーツケース)に荷造りしてそのまま宅配便で送ることもできます。
キャリーバッグのサイズと重量の見方は以下の通り。
キャリーバッグを送る場合そのまま送ることもできますが、水漏れや傷、汚れをカバーしたい場合は、専用の防水カバーやビニール袋に入れて送りましょう。
壊れやすいローラーや持ち手部分はプチプチの緩衝材などでしっかり包み込むと安心ですよ。
鍵は必ずかけた状態で梱包しましょう。
荷物の宅配についてはこちらの記事も参考にどうぞ。


キャリーバッグがない場合はレンタルも
「キャリーバッグは持っていないし、かといってボストンバッグやリュックで行くのも大変…。購入してもそれほど旅行に行くわけでもないし…」と悩んでいる人は、スーツケースレンタルという方法もあります。
人気のブランドスーツケースが豊富にある【アールワイレンタル】なら使いたい時に使いたい日数だけレンタルできて、万が一破損事故が起こっても無償対応してくれる保険料込の料金なので安心してレンタルできますよ。
ボストンバッグ(ダッフルバッグ)やリュックの人も
合宿免許ではボストンバッグや大型のリュックなどに収まる量で来ていた人もいます。
スポーツシーンでよく見かける円筒形のダッフルバッグを使う人も多かったですね。
比較的男性に多い傾向にあり、女性と比べると元々持参する荷物が少ないことと、担いで移動できるボストンバッグやリュックの方が使い勝手が良いというのが理由だそうです。
宿舎備え付けのアメニティグッズが充実していたり、必要最低限の荷物だけで現地購入がしやすい立地であればボストンバッグやリュックでも十分な時もあります。
教習所や宿舎が宅配OKであれば大きな荷物はあらかじめ送ってしまい、入校初日~数日分の手荷物だけを入れられるボストンバッグやリュックの方が移動中は身軽で便利でしょう。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通り。
- 比較的軽量
- 小さめ~大容量までサイズが豊富
- 値段が安くデザインも豊富
- 手提げ・肩掛け・斜めがけに持ち替えできる
- シューズ用ポケットや濡れた物専用ポケットなど便利機能もある
- 荷物の量が多いと移動時に肩や腕の負担が大きい
- 仕切がなく中身がごちゃごちゃしやすい
- 落とした時の衝撃で中身が傷つく可能性がある
- 背中に背負うので両手が自由で移動しやすい
- 比較的軽量な物が多く、荷物を入れても負担が少ない
- 移動中も座席の下に置いておける
- 小さめ~大容量までサイズが豊富
- 荷物量が増えれば身体への負担は増す
- 下に入れた物が取り出しにくい
- 落とした時の衝撃に弱く、中身が壊れる可能性もある
バッグの大きさはどのくらい?目安は3泊~4泊分


合宿免許ではおよそ2週間ほどの滞在期間がありますが、荷物は2週間分も持って行く必要はありません。
バッグの容量を決める目安としては3泊~4泊分があればOKです。
一番かさばりやすく荷物の大半を占める衣類も、合宿免許では洗濯・乾燥して着回すのが基本となるため、着替えの量は3~4日分+入校当日に着ていく服でローテーションすると良いでしょう。
ちなみに、一般的に旅行に行く時の大きさの目安は「1泊10L」と言われています。
3泊~4泊程度であれば30L~50Lのサイズを目安にしますが、合宿免許では衣類の他にスキンケア用品や身だしなみアイテム、洗濯用洗剤などの日用品の持参があるため、通常の旅行荷物よりかさばりやすくなるため、自分が持って行く荷物量を考慮してサイズを決めていきましょう。


バッグの基本的な詰め方とコツ


バッグやリュック、キャリーバッグに荷物を詰めるにはちょっとしたコツがあります。
それぞれのバッグの詰め方の基本を押さえておきましょう。
キャリーバッグ(スーツケース)は重い物を下に
キャリーバッグの荷物の入れ方のコツは「重い物を下に詰める」ことです。
キャリーバッグの車輪側に重い物を入れることで、キャリーバッグが安定し移動する時に重さを感じにくくなるからです。
具体的には下の図のように詰めるのがおすすめ。


また、衝撃に強いと言われているキャリーバッグでも、念のために壊れやすい物はタオルや衣服で包んでおく方が安心ですよ。
かさばりやすい衣服は一着ずつロール状にしたり、ジップロックや圧縮袋にコーディネートごとに詰めておくといった方法でコンパクトにまとめておきましょう。
靴下などの小物は空いたスペースに詰めておけば衝撃緩衝材の代わりになりますよ。
ボストンバッグは左右で偏らないようにバランス良く
ボストンバッグやダッフルバッグは、横に長い形状であることから左右で重さが偏らないようにバランス良く詰めていくのがコツです。
重たい物は持ち手の支点となる中央の下部に入れておくとバランスが取りやすいですよ。


ボストンバッグは縦幅もあるので、衣服やタオルはロール状にして縦向きに差し込むようにすると入れやすく、上から見てもどの服か分かりやすいのでおすすめです。
ボストンバッグの形状として下に入れた物が取り出しにくいので、頻繁に使わない物は下部へ、よく使う物は上に入れるようにすると良いでしょう。
リュックは背中に近い方へ重量がある物を
リュックは背中に近い側に重量がある物を入れると背負いやすくなります。
リュックのちょうど真ん中辺りが背中に近い部分ですね。


そのため、一番奥(底面)には着替えなどすぐ使わないものを詰め、真ん中の背中側にはドライヤーやデニムなど重い物を入れていきます。
真ん中の背中から遠い方には軽い物を入れておき、一番上部にはすぐ使う物や使用頻度が高い物を入れておくと、安定感があって必要な物がすぐ取り出しやすいですよ。
荷物をバッグに上手く詰めるコツ


荷物をまとめる時に上手く詰めるコツも併せてご紹介します。
上手くパッキングしておくと、必要な時にサッと取り出せるし、どこに何が入っているか見やすく便利ですよ。
必要最低限のものを厳選する
どのバッグに荷造りをするとしても、「アレもコレも」と入れてしまうとすぐ容量オーバーしてしまいます。
持って行く物はできるだけ必要最低限の物に厳選しておきましょう。
- 持ち物リストを作って可視化する
- 現地調達できるものは持って行かない
- 使うかどうか不明な物は入れない
などを意識しながら、合宿免許で絶対に必要な物から選んでいくと上手く行きますよ。
「合宿免許に何が必要か分からない…」と悩むようならこちらの記事も参考にどうぞ。ダウンロード可能な持ち物チェックリストもありますよ。


服は着回しできる物を中心に組み合わせる
荷物の中でも最もかさばりやすい衣服は、着回しできるアイテムを中心に組み合わせると、荷物の量がグッと減らせます。
合宿免許では宿舎や自室に洗濯機や乾燥機が設置されているので、3~5日分程度あれば十分ローテーションできるでしょう。
合宿期間中に休校日や観光にでかける予定があるなら一着くらいは好きな服を持って行っても良いですね。
旅行用の圧縮袋を活用すればさらにコンパクトに収納できますよ。


小分けボトルなどで必要分だけ持参する
現地調達できない場合に、自宅から持って行く必要があるものとして
- 洗濯用洗剤
- 柔軟剤
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
- スキンケアアイテム
などがあります。
それぞれボトルを一つずつ持って行くとなるとかさばる上にバッグが重たくなってしまうので、旅行用のミニボトルに詰め替えて必要な分量だけ持って行くようにしましょう。
瓶型よりもパウチになっている方がバッグに入れてもかさばらずオススメですよ。
よく使う物は取り出しやすい位置に入れる
前項の基本的な詰め方でも紹介しましたが、よく使う物は取り出しやすい場所に入れておきましょう。
バッグの奥や下側に入れてしまうと、取り出すために全ての荷物を出さなくてはならなくなってしまいます。
例えば、
- 入校手続きに必要な書類関係
- 教習が始まってすぐ必要な筆記用具やノート類
- 到着初日から使う寝間着やルームウエア・スリッパ
- スキンケアアイテムや洗面用具
など、比較的場所も取らない薄い物や小物なので取り出しやすい位置に置いておくとサッと取り出せて便利ですよ。
ポーチや小物入れを使って用途ごとに小分けする
荷物を入れる時は「スキンケアセット」「洗面用具セット」「救急セット」など用途に応じてポーチや小物入れを使って小分けにしておくと、分かりやすくて取り出しやすいです。
細々したものをまとめておけるだけでなく、バッグの隙間に入れられるので無駄なスペースも減らせますよ。
ポーチや小物入れは透明ケースやメッシュポーチを使うと、パッと見て分かりやすくさらに便利です。
入校手続きに必要な物はサブバッグに入れる
教習所に着いて入校手続きに必要な書類関係は、あらかじめサブバッグに入れてまとめておくと、到着後スムーズに取り出せます。
ちなみに入校日に必要な書類などの持ち物はこちら。
- 身分証明書
- 運転免許証(あれば)
- 住民票抄本
- 印鑑(認印でOK)
- 眼鏡・コンタクトレンズ
スーツケースでフロントオープン式になっていれば、そこに収納しておくのも良いですね。
バッグに余裕があれば開閉口の付近にサブバッグにまとめた状態で入れておくと取り出しやすいですよ。