これで安心!合宿免許の入校初日までにするべき準備と、入校日当日の流れ

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初めての合宿免許は旅行気分でワクワクする一方、不安や緊張を感じる人も少なくないでしょう。

入校日までにそろえておく書類や荷造りなど事前の準備だけでも大変ですし、入校日当日の教習所での過ごし方など「どうすれば良いかわからない…」と不安になってしまいますよね。

そんな時に前もって入校日までの準備や当日の流れを知っておけば、不安な気持ちや緊張も少しは和らぐはずです。

この記事では、

  • 入校日前日までにしておく事
  • 入校日当日の基本的な流れ
  • 万が一、入校日に遅刻してしまった時の対処法

この3つを順に説明していくので、合宿免許の初日や準備に不安な人はぜひ参考にしてみてください。

なお、合宿免許の入校日から卒業日までのスケジュールについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

目次

合宿免許の入校日前日までにしておくこと

合宿免許に申し込みを済ませた後、入校日前日までに準備しておくことを確認しておきましょう。

早めにしておかないと間に合わないものもあるので、ギリギリになって焦らないように時間に余裕を持って準備してくださいね。

  • 必要書類をそろえておく
  • 眼鏡やコンタクトレンズの準備
  • 合宿に持って行く物の荷造り
  • 当日に必要な現金の確認
  • 交通ルートの確認
  • 体調管理

合宿免許の持ち物についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

必要書類をそろえておく

合宿免許の入校日に必ず必要な書類として、以下のものがあります。

  • 発行から3ヶ月以内で本籍地が記載された住民票
  • 健康保険証などの身分証明書
  • 運転免許証(あれば)
  • 印鑑(100均のものでOK)

特に住民票はうっかり取得し忘れてしまったり、学生であれば現住所に住民票を移していないためすぐに取得できない事もあるものなので、早めの準備が必要です。

身分証明書はマイナンバーカードや健康保険証などがあります。

合宿免許で急に体調を崩して病院にかかる事もあるので、健康保険証は必ず持参しておいた方が良いでしょう。

原付や二輪などの運転免許証がある人は、現住所と免許記載の住所が合っているか確認し、合っていないなら現住所に書き換えが必要です。

ちなみに身分証明書も運転免許証もコピーは不可です。

合宿免許では入校日を含めてすべてのスケジュールが事前に組まれています。

住民票や身分証明書などの本人確認は原簿や仮免許発行などに使う重要な書類なので、忘れてしまうと最悪入校手続きが出来なくなってしまう可能性もあるので、早めに準備しておきましょう。

書類は入校手続きの時すぐにいるので荷造りの際は底や奥の方に入れず、バッグを開けてすぐ取り出せる所に入れておくのがおすすめです。

眼鏡やコンタクトレンズの準備

入校日当日は入校手続き終了後、運転のための適性検査が実施されます。

適性検査とは、視力・色彩判別能力・聴力などの「運転能力検査」と、運転操作の速さや正確性・癖・性格などを調べる「運転適性検査」の2つを指します。

特に視力については

  • 両眼で視力0.7以上、かつ片眼でそれぞれの視力が0.3以上
  • 片眼が視力0.3未満の場合、他眼の視野が150度以上かつ視力0.7以上

との基準が決められており、基準を下回る視力だった場合入校できない事があります。

今使っている眼鏡やコンタクトが合わない人はもちろん、裸眼の人も視力の低下を感じる人は早めに眼科や眼鏡店に行き新しい眼鏡やコンタクトレンズを作っておきましょう。

なお、コンタクトレンズを使用する人の中にはカラーコンタクトやディファインを使用する人もいると思いますが、教習所ではカラーコンタクトやディファインは使用不可となっている所が多いので注意してくださいね。

教習原簿や仮免許証用の証明写真を入校時に撮影しますが、この時カラーコンタクトを着用していると裸眼の時と見た目や顔の印象が大きく変わり、身分証明にならないからというのが最も大きな理由です。

カラーコンタクトを使用しているのが分かった場合、その場で外すよう指示されたり、クリアコンタクトレンズや眼鏡への付け替えを指示され、できない場合は最悪教習が受けられない事にもなりかねません。

せっかく高いお金をかけて合宿免許に行くのですから、教習が受けられず帰らされる事がないよう眼鏡やクリアコンタクトレンズを準備しておきましょう。

荷造りの際はすぐ取り出せる所に入れておくと良いですよ。

合宿免許に持って行く物の荷造り

合宿免許では約2週間ほどの滞在期間になるので、着替えや日用品などの荷造りもしなくてはなりません。

一般的には3泊~4泊程度の着替えを持って行き、現地で洗濯しながら着回すようになります。

着替えの他に、洗濯用洗剤やシャンプー・リンスなどの日用品、ドライヤーやヘアアイロンなど必要な荷物をまとめるためには、40L~50L程度の大きさのスーツケースがあると便利です。

教習所によっては宅配で荷物を送っておくと、教習所や宿泊先で預かってくれるサービスを行っている所もありますので、荷物がかさばる人は宅配で送ってしまうのも検討してみましょう。

当日に必要な現金の確認

合宿免許では、最初の申し込み時に支払った教習代・宿泊費以外にもお金がかかります。

必ず必要な現金としては、

  • 集合場所までの交通費(卒業時に交通費を支給される事が多いので、行きの交通費は自己負担で払う必要があります)
  • 仮免学科試験料:1,700円
  • 仮免交付手数料:1,150円

仮免許に落ちてしまうと、再度受験料を支払わなくてはならないので注意してくださいね。

その他、随時かかる費用として、

  • 食費(食事なしプランの場合)
  • 洗濯・乾燥機代
  • ジュース代などのお小遣い

などの生活費用があります。

現地で日用品の買い足しを考えているなら、所持金は少し多めに持って行くかキャッシュカードで下せるようにしておくと良いでしょう。

また、試験不合格などで合宿延長となってしまった場合は、延長分の教習代や宿泊費がかかるので注意してくださいね。

交通ルートの確認

交通ルートの確認も事前にチェックしておきたいポイントです。

教習所によっては指定ルートを利用することで交通費支給となる場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

  • 自宅から教習所までの行き方
  • 交通手段
  • 交通機関の出発時間と到着時間
  • 乗り換えの有無
  • トータルの移動時間

などは最低限調べておくのがおすすめです。

また、時期によっては台風や大雨で交通機関に遅延が発生する可能性もあるので、気象情報も随時確認しておいた方が良いでしょう。

ゴールデンウィークやお盆、年末年始など一般的に交通機関が混み合う時期は、早めに予約を入れておかないとあっという間に埋まってしまう事もあるので注意してくださいね。

体調管理

合宿免許はおよそ2週間、ほぼ毎日教習があります。

体調不良によって教習を休んだり、早起きできず遅刻してしまうとその分合宿期間が延長になってしまう可能性もあるので、体調管理には十分注意しておきましょう。

とはいえ、見知らぬ土地や教習生たちとの交流で気づかないうちにストレスを溜めてしまい、注意していても急な体調不良を起こすことも考えられます。

ストレス解消やリラックスできるアイテムを持って行ったり、早めに身体を休めて疲れを残さないように習慣づける、念のために市販薬をいくつか持って行くなど対処方法を考えておくのもおすすめです。

合宿免許入校当日の流れ

実際に合宿免許の入校日当日は、どんな流れになるかを確認しておきましょう。

各教習所ごとに詳細は異なりますが、おおよその流れは以下の通りです。

午前中
教習所または指定の集合場所に到着

教習所に集合するところと、最寄り駅など指定の集合場所から送迎バスで教習所まで移動する所があります。

時間に遅れないように集合時間の15分前には到着できるよう、余裕を持って移動しましょう。

12:00頃
昼食

宿舎や教習所内にある食堂で昼食をとる時間があります。

友達を作る良い機会なので、隣に座った人などに積極的に声をかけてみましょう。

手続き
入校手続き・入校説明

入校に必要な書類を提出したり、学科教習や技能教習のスケジュールやどのように行われるか、宿泊施設のルールや注意事項など合宿生活に必要な説明を受けます。

手続き
適性検査

視力・色彩判別能力・聴力などの「運転能力検査」と、運転操作の速さや正確性・癖・性格などを調べる「運転適性検査」を行います。

学科
先行学科

入校説明と適性検査が終わったら、さっそく教習が始まります。

どの教習所でも必ず一番最初に行われるのが「先行学科(学科1)」です。

交通社会人としてのモラルや責任、交通法令の遵守など「運転手の心得」を学ぶ授業で、この授業を受けないと以降の教習に進めません。

技能
技能教習

先行学科が終わると、次は技能教習が入る事が多いです。

シミュレーターなどを使っての模擬運転を行い、運転に必要な操作方法を学ぶのが主な目的です。

技能
技能教習

教習所によっては、初日から技能教習2限目を行う所もあります。

教習所内の練習コースを運転するだけとはいえ、いきなり実際の自動車を操作することになるので緊張したり不安になる人もいるかもしれませんが、助手席に教官が乗り込んでマンツーマンで教えてくれるので落ち着いて取り組みましょう。

いざという時は、教官側で補助ブレーキをかけてくれるので安心ですよ。

19:00以降
夕食~自由時間

初日の教習スケジュールが終了したら夕食をとり、あとは自由時間です。

荷物の整理をしたり、翌日の教習に向けて予習をしたり。相部屋プランならお互いに自己紹介などをして交流を深めるなど、思い思いに過ごしましょう。

入校初日は、合宿生活の中でも最も緊張したり疲れやストレスが溜まりやすい日なので、しっかりと食べ早めに休息をとる事も大切ですよ。

入校日というと学校の入学式をイメージするかもしれませんが、合宿免許では上記の通り初日から学科や技能が組まれています。

「入校初日って手続きと説明だけだと思って、スカートにパンプス履いてきちゃった…」と慌てないように、入校日と言えども運転しやすい服装で行きましょう。

万が一、入校日に遅刻してしまったらどうなるの?

入校日当日に不安になるのが「もし入校日に遅刻してしまったらどうしよう…」ということでしょう。

「入校日当日に寝坊してしまった…」「交通機関の遅延で集合場所に遅れそう…」など色々なケースが考えられますよね。

合宿免許では入校日から卒業まで全てのスケジュールが決まっており、初日からさっそく学科や技能教習が組まれているため、少しの遅刻でも全てのスケジュールに影響が出てしまいます。

卒業予定が数日ずれ込むならまだマシな方で、教習所が混み合う繁忙期だと再度スケジュールを組み直すことが難しく、最悪の場合入校自体を断られる可能性もあることを覚えておいてくださいね。

集合時間に間に合わないと判断した時点で、すぐ教習所へ連絡を入れる

寝坊や交通機関の遅れなど、万が一入校日の集合時間に間に合いそうにないことが分かったら、すぐに教習所へ連絡を入れましょう。

多少の遅れで済みそうな場合や、丸1日は確実にずれてしまう場合などその時々で対応は様々ですが、教習所に連絡を入れておくことで状況に応じた指示を出してくれます。

逆に何も連絡せずそのまま集合場所に向かうのは、一人の社会人としてもNGです。もちろん、間に合わないからと言って、無断キャンセルは言語道断ですよ。

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