合宿免許に参加するならいつが良いだろうと考えたことはありませんか?
合宿免許と言えば春休みや夏休みといった長期休暇シーズンをあてるイメージが強いですが、入校時期によって料金や過ごしやすさ、混雑状況が大きく異なります。
また、あなたが例えば「とにかく安い時期に申し込みたい!」と考えるのか、「せっかくなら友達と思い出作りもかねて行きたい!」と希望するのかによってもおすすめの時期が変わります。
せっかくなら自分にピッタリの入校時期を選びたいですよね。
そこでこの記事では、それぞれのシーズンの特徴やおすすめポイントを紹介します。
それぞれのシーズンの特徴と重視たいしたい項目を照らし合わせて、あなたにピッタリの入校時期を選ぶ参考にしてみてくださいね。
おすすめの合宿免許先が知りたい人はこちらの記事も参考にどうぞ。

安さ重視なら閑散期がおすすめ

閑散期がおすすめなのはこんな人
- とにかく安く合宿免許に申し込みたい人
- 混雑を避けてゆっくりと教習を受けたい人
- 賑やかな所より落ち着いた雰囲気の方が好きな人
- 合宿免許に一人で参加する人(一人でも目立たない時期を探している人)
- 長期休暇以外に約2週間ほどの日程を確保できる人
合宿免許の料金の安さを重視したい人は、合宿免許の閑散期を狙っていきましょう。
合宿免許の閑散期は、4月下旬~7月中旬と9月下旬~1月中旬頃。
ちょうど、学生の長期休暇が終わる頃が閑散期にあたります。


閑散期は一人で参加する人が多く、学生よりも社会人や主婦、シニアなど年齢層が高く幅広いのが特徴です。
学生が少ないため活気のある繁忙期の雰囲気とは一変して、静かで落ち着いた雰囲気になるので勉強に集中しやすいと言えます。
合宿免許は、入校者が殺到する繁忙期と入校者が少ない閑散期がはっきりと分かれているのが特徴です。
合宿免許の繁忙期は、ズバリ学生の長期休暇である春休みや夏休みと重なる時期。
一種免許を取得しようとする人の多くが高校生~大学生という事もあって、最も予定が立てやすい春休みや夏休みに学生からの申し込みが殺到するからです。
逆に学生からの申し込みが落ち着く4月下旬~7月中旬や、9月下旬~1月中旬頃は閑散期となり、混雑もほとんどなくゆったりとした雰囲気に変わります。
教習所もビジネスなので合宿申し込みが少ない時期は、教習所でも料金を下げたり独自のキャンペーンを設けるなど入校者獲得のための特典が増えるので、結果として繁忙期よりお得に申し込みができるというわけです。
閑散期の合宿免許は安さ以外のメリットも多い
閑散期の合宿免許の大きなメリットは料金の安さですが、その他にもメリットはたくさんあります。
例えば、
- 予約が取りやすい
- 閑散期に合わせて割引やキャンペーンがある
- 勉強に集中しやすい
- 教官に気軽に質問できる
- 共同エリアや設備で順番待ちがない
などが挙げられますね。
閑散期は繁忙期と比べて申し込みが少なくなるため、入校日の一ヶ月前でも十分な空きがあり予約が取りやすくなります。
また、申し込みが少ない時期の入校者獲得として、割引やキャンペーンも実施されているのでお得に入校できるのも閑散期のメリットでしょう。
例えば、閑散期特別料金として教習所が指定する日に入校すると通常より安い金額になっていたり、一人部屋の料金でツインルームが使えるなど部屋のグレードアップもありますよ。
その他、閑散期は学生が多い繁忙期と比べると混雑も少なく、社会人の参加割合も増えて年齢層が高めになります。
そのため教習所内も自然と落ち着いた雰囲気になり、勉強に集中しやすいです。
また、人が少ないので教官に質問したい時でも、順番待ちや後の人に気兼ねする事なく十分な時間が取れるのもメリットでしょう。
共同エリアや設備でも順番待ちになる事なくスムーズに使えますよ。
閑散期のデメリットはある?
メリットの多い閑散期ですが、一般的な休暇シーズンから外れているため、約2週間というまとまった日数を確保するのが難しい事が大きなデメリットです。
また、入校者が少ない時期なので新しい交友関係が中々できにくいかもしれません。
賑やかな雰囲気の方が好きな人や、合宿免許を通じて新しい交友関係を作りたいと考えている人は閑散期よりも繁忙期に申し込む方が良いでしょう。
閑散期に合宿免許の予約をするならいつが良い?
閑散期の合宿免許の予約は、入校日1ヶ月前でも十分空きがある事が多いです。
しかし、宿泊施設や日程など自分の希望やこだわり条件があるなら、できるだけ早めに予約を入れる方が選択肢も多く残っていて選びやすいですね。
閑散期の場合だと入校日直前でも空きがある場合も少なくありませんが、入校日までにそろえなくてはいけない書類(住民票や本人確認証など)が間に合わない可能性も。
入校日までに必要書類がそろわないと最悪の場合入校ができなくなってしまうので、必要書類を取得する日なども考えて計画を立てる方が良いでしょう。
合宿免許に必要な書類や持ち物については以下の記事も参考にしてみてくださいね。

春休み・夏休みはまとまった日数が確保しやすい

春休みや夏休みがおすすめなのはこんな人
- 学生で長期休暇中でないとまとまった日程が確保できない人
- 静かな雰囲気より同年代が多く賑やかな雰囲気が好きな人
- 合宿免許を通じて交友関係を広げたいと考えている人
- 友達やグループで予定を合わせて合宿免許に参加したい人
- 観光や地域独自のレジャーも楽しみたい人
まとまった日数が確保しやすい時期と言えば、春休みや夏休みなどの長期休暇です。
特に学生の方にとっては、約2週間の合宿免許の日程を確保するには春休みか夏休みが最適でしょう。
自由に時間を取る事ができるため、余裕を持った計画を立てやすいのが大きなメリットです。
それに万が一合宿延長になったとしても、長期休暇中であれば多少スケジュールがずれ込んでも安心ですよね。
また、友達やグループで予定を合わせるのも長期休暇中であれば比較的しやすいので、一人では心細い人は誘ってみては?
ただし学生の人が一斉に申し込む春休みや夏休みは、早めに申し込みをしていないとあっという間に予約が完売してしまう最繁忙期でもあります。
繁忙期は全体的に料金も高く、閑散期と比べると5万~10万円ほど上がっている点も覚えておいた方が良いでしょう。


春休みや夏休みはシーズンの始まりか終わりを狙うのがおすすめ
春休みや夏休みの時期に申し込むなら、最も料金が高くなるピーク期間を避けて、高くなり始める時期や料金が下がり始める時期を狙うのがおすすめです。

上のグラフは、夏休みシーズンの平均費用の推移を表したものです。
7月下旬から緩やかに上昇し、8月中旬頃にピークを迎えた後は再び徐々に下降しているのが分かりますね。
このように料金が高くなり始める時期や料金が下がり始める時期を狙えば、繁忙期でもピーク時と比べて若干ですが安く申し込みができますよ。
レジャーなどのイベントも楽しむなら夏休みがピッタリ
友達やグループでの思い出作りもかねて、レジャーやイベントを楽しみたいと考えているなら夏休みシーズンがピッタリです。
夏休みは各地で夏祭りや花火大会などのイベントが催されているので、タイミングが合えば合宿期間中に地域のお祭りに参加できるかもしれません。
また、海の近くの教習所であれば海水浴などのレジャーも楽しめますよ。
繁忙期の合宿免許と通学ではどちらがおすすめ?
「料金は高いけど夏休みしかまとまった休みが取れない…」「就職前に免許を取る最後のチャンスは春休みしかない…」というように、予定や都合でどうしても繁忙期しか参加できない事もありますよね。
合宿免許最大の魅力である料金の安さも、繁忙期であれば通学と比較してもそれほど大きな差がなくお得感も半減してしまうでしょう。
しかし、繁忙期こそ通学と比べると合宿免許の方が断然おすすめです。
その理由は以下の3つ。
- 短期間で卒業できる
- 教習予定が決まっているのでスムーズ
- 技能教習の予約を取る煩わしさがない
通学の場合、通常でも卒業までに平均して2~3ヶ月はかかるのが一般的ですが、春休みや夏休みなどの繁忙期ともなると教習所が混雑し、技能教習の予約が中々取れずスムーズに進まない事も少なくありません。
その点、合宿免許では学科も技能もあらかじめ教習スケジュールが組まれているため、補習や試験で不合格にならない限りおよそ2週間ほどで卒業できます。
通学のように技能教習の予約をいちいち入れなくてはならない煩わしさや、予約が中々取れずキャンセル待ちをしなくても良いのは、合宿免許の大きな利点と言えるでしょう。
春休みや夏休みに合宿免許に予約するコツ
繁忙期の予約は、早ければ早いほど良いです。
例えば、8月中旬に入校を希望しているなら、遅くとも入校募集を始める4月~5月頃には申し込みを済ませておく方が無難です。
4月~5月頃なら募集を始めたばかりで申し込みが少ないので、自分の希望の日程やプランの選択肢が多く残っています。
しかし、5月中頃~6月頃には少しずつ予約が埋まり始め、料金が高いプランしか残っていないなど自分の希望通りの予約が取れない事も。
また、人気校であれば残りわずかや完売になる事も少なくありません。
そのため、すでに入校時期や予定が決まっているなら早いうちに申し込みを済ませておきましょう。
ゴールデンウィークや冬休みは穴場シーズン

ゴールデンウィークがおすすめなのはこんな人
- 4月下旬~5月初旬の間や前後の平日も休みが取れる人
- 料金を安く抑えたい人
- ゆったりとした環境で教習を受けたい人
- 観光なども楽しみたい人
ゴールデンウィーク期間は平時より若干人が増えるものの、全体的には閑散期にあたります。
特に5月は年間で最も人が少なく料金も最安値にしている教習所が多いので、費用を抑えたい人にとっては穴場と言える時期なのです。
春休みや夏休みほどの混雑もなく、ゆったりとした環境の中で勉強に集中できますし、全国的に気候が穏やかな時期なので合宿生活にはピッタリと言えるでしょう。
ただしゴールデンウィーク期間の予約は、春休みや夏休みほどではないですが比較的すぐ埋まりやすいので、申し込みは早めにしておく方が良いでしょう。

冬休みがおすすめなのはこんな人
- 年末年始の前後に休みが取れる人
- 雪道走行を経験しておきたい人
- 混雑して賑やかな雰囲気が苦手な人
- 春休みを自由に使いたい人
- 就活や就職を控えている人(1月以降に急な予定が入りやすい人)
冬休みの合宿免許は、夏休みや春休みほど長くない事と年末年始を挟む事もあってそれほど人気はありませんが、実は閑散期で料金も安く予約が取りやすいのが特徴です。
毎年の積雪量が多い東北や北陸に行くほどコースや道路の除雪作業はしっかり行われている事が多く、雪の影響で教習が延びてしまう事はまずありません。
雪道に慣れた教官が助手席に乗って適切な指導をしてくれるので、雪道走行を経験しておきたい人にとってはメリットも大きいでしょう。
また、就活中だったり4月に就職を控えている人にとっては1月~3月末までは何かと忙しい時期。
新社会人にとっては春休み中は企業のオリエンテーションなど急な予定が入る事も珍しくありません。
それでなくとも卒業シーズンは節目のイベントが目白押しになるシーズンなので春休みを空けておきたい人には冬休みが絶好のチャンスというわけです。
ただし、冬休みは年末年始をまたぐので、年末年始に休校するか開校しているかによって卒業予定日が長引く可能性があります。
冬休みに申し込む場合は卒業予定日のチェックも忘れずに行っておきましょう。

日程が合えば閑散期でお得!
ゴールデンウィークも冬休みも、どちらも閑散期で料金が安く混雑も少ないのでとてもお得な時期です。
一方で、ネックとなるのが期間の短さ。
合宿免許は最短でも14日~16日となっているため、ゴールデンウィークにしても冬休みにしても10日前後ほどしかなく、その期間だけでは日数が足りない可能性が高いのです。
上手く日数を確保できるなら絶好の穴場シーズンと言えるでしょう。
交通機関の予約が取りにくいデメリットも
お得に合宿免許に参加できるゴールデンウィークや冬休みですが、公共交通機関の予約が取りにくいデメリットもあります。
ゴールデンウィークは観光など旅行シーズン、冬休みの年末年始は帰省シーズンという事で、どちらも新幹線などの予約が非常に取りにくくなっています。
交通機関の確保のために合宿免許の申し込みを済ませたら、できるだけ早めに交通機関にも予約を入れておいた方が良いでしょう。
ゴールデンウィークや冬休みの予約はいつが良い?
一般的には閑散期であれば1~2ヶ月前でも予約が取れる場合が多いですが、ゴールデンウィークや冬休みを狙う場合は遅くとも3ヶ月前には予約を入れておいた方が良いでしょう。
ゴールデンウィークも冬休みも閑散期ではありますが、
- そもそも募集枠が少ない
- 他の閑散期に比べると申し込みが多い
- 交通機関の予約も早めにする必要がある
このような事情から早めに予約しておくに越したことはありません。
早めに申し込んでおけば、教習所やプラン選びも選択肢が多く残っていて自分の好みに合わせて予約を入れやすいですよ。
また、申し込み時期によっては早割などの割引が適用される事もあるため、併せて確認しておきましょう。
まとめ
合宿免許でおすすめの時期は、自分の希望や優先順位によって変わります。
- 安さを重視するなら閑散期
- まとまった日数が確保しやすいのは春休みや夏休み
- 穴場シーズンならゴールデンウィークや冬休み
各シーズンの特徴と自分が重視したい項目を照らし合わせて、自分にピッタリの時期を探してみましょう!
「合宿免許の教習所がたくさんありすぎて、どこが良いのか分からない…」と悩んでいるなら、こちらの記事をチェックしてみてください。

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