「合宿免許というと、朝から晩までみっちりスケジュールが組まれてて大変そう…」と想像する人も多いかもしれませんが、実際の合宿免許はそんな事はありません。
1日のスケジュールは比較的ゆとりがあり、次の教習まで1~2時間ほど空いてしまったり、午前か午後のどちらかに教習が偏っていて約半日ほどが丸々空いてしまう事もあります。
そんな時にせっかくの自由時間を有効活用できるように、今回は合宿免許の1日のスケジュールと空き時間の活用方法を解説していきます。
- 合宿免許の1日のスケジュールはどんな感じなのか?
- 合宿免許の自由時間はどのくらいあるのか?
- 他の人は合宿期間中の空き時間をどう過ごしていたのか?
など、合宿免許中の自由時間について知りたい人はぜひチェックしてみてくださいね。
合宿免許で自由時間はどのくらいある?

ほとんどの合宿免許では、土日も関係なく毎日教習スケジュールが組まれています。
そう聞くと「休みもなくずっと教習なんて…」とげんなりするかもしれませんが、1日のスケジュールはそれほどハードではありません。
というのも、技能教習は1日に受けられる時間数が法律で決められているため、その時間数を超えて教習を受ける事が出来ないからです。
第一段階なら最大2時限まで、仮免許取得後の第二段階では最大3時限までとなっており、そこに学科教習3~4時限ほどを組み合わせて、1日5~6時限程度の教習時間となるのが一般的ですね。
つまり、それ以外の時間はすべて自由時間となります。
1日のスケジュールはどんな感じ?

合宿免許の全体のモデルスケジュールは上記のようになっています。スケジュールを見ると、意外と空き時間が多いのが分かりますね。
教習終了後の自由時間が多いパターン
上記のスケジュール例でいうと2日目は教習時間がお昼前後に集中していますが、6時限目の14:50以降は教習が一つも組まれておらず自由時間になっています。

教習時間が連続して組まれているので大変ですが、その分自由時間とのメリハリも付けられるメリットがあります。
このようなスケジュールになっている日に観光やレジャーの予定を入れれば、時間を気にせず思い切り楽しむこともできますよね。
教習の合間の空き時間が多いパターン
一方で12日目のように、教習の空き時間は1~2時間ほどでほとんどの時間にまんべんなく教習が組まれている日もあります。

近くのスーパーやコンビニなどにちょっと買い出し程度の外出なら可能かもしれませんが、時間に追われるようになるのであまりおすすめはしません。
自習の時間にあてたり、教習生同士でおしゃべりをして交流する時間などにあてることが多いですね。
空き時間中に外出は可能?
合宿免許では教習の合間の空き時間や、教習終了後の自由時間中の外出も可能です。
空き時間を使ってコンビニやスーパーに買い物に出かけたり、宿舎が近いなら自室に戻ってゆっくり過ごすこともできますよ。
前述したように自由時間が多い日であれば、周辺の観光スポットやレジャー施設に出かけてみるのも合宿免許の醍醐味ですね。
ただし、教習の合間に抜けるのであれば、次の教習開始時間には遅刻しないように注意が必要です。
教習時間の遅刻で教習が受けられないと、合宿延長となり予定の日数で卒業できなくなってしまいますよ。
合宿免許に丸一日休日になる事はあるの?
合宿免許では基本的に、丸一日休日になる事はほとんどありません。
教習所によっては休校日を設けているところもありますが、その場合は卒業までの期間が長めに設定されています。
「とにかく最短日数で卒業したい」と考えている人は、事前に休校日の有無を確認しておくのがおすすめです。
「できれば観光もゆっくり楽しみたい」と希望する人は、日数は長くなりますが休校日を設けている教習所がピッタリと言えるでしょう。
合宿免許では門限はあるの?
教習所や宿泊施設によって異なりますが、一般的には22時ごろが門限となっていることが多く、門限以降の外出は基本的に出来ません。
教習後の自由時間を使って近くのレジャー施設や観光スポットに行きたいと考えているなら、事前に宿泊施設で正確な門限を確認しておく方が無難です。
とはいえ、合宿免許では慣れない土地で慣れない運転や授業を受けるわけですから、思っている以上に頭や身体は疲れています。
観光やレジャーも合宿免許の楽しみの一つですが、夜更かしして寝坊したり、疲れを溜めて体調を崩してしまわないように、ほどほどで切り上げて翌日に疲れを残さないようにしましょう。
合宿免許では外泊はできるの?
合宿免許では外泊は原則できません。
教習所で決められた門限を破ったり、無断外泊など教習所の規律や秩序を乱す行為に対しては、罰則や最悪退校処分となることもあるので注意してくださいね。
事前に外泊する予定が分かっている場合は、きちんと理由を伝えて指示を仰ぎましょう。
合宿免許中の自由時間(空き時間)の過ごし方

合宿免許中の自由時間の過ごし方として、多かった5つを紹介します。

私自身の経験や、周囲の合宿免許参加者の意見でも
①自習
②自室でくつろぐ
③周辺の散策(観光)
この3つは多かったですね。
自分に合った過ごし方を見つけましょう!
自習に取り組む
空き時間の活用で圧倒的に多かったのが、学科の勉強や過去問に取り組むなどの自習でした。
免許を取得するために合宿に参加しているのですから、当然と言えば当然ですよね。
合宿免許では2週間ほどという限られた期間の中で、運転に必要な知識や技術を習得しなくてはならないため、空いた時間に予習や復習は欠かせません。
特に最初にやってくる仮免許試験は、どこの教習所でも入校から約1週間ほどで実施されるので、早めの試験対策が必要です。
教習所の学習機やスマホアプリを使えば空き時間でも手軽に問題に挑戦できるのでおすすめです。



仲良くなった教習生同士で一緒に勉強したり、相部屋の人が自習に取り組んでいる姿を見て自分もやる気を出したという人も多かったですよ。
洗濯や買い物など身の回りの事をする
自習に次いで多かったのが、洗濯や買い出しなどの身の回りに関するものです。
合宿免許では洗濯や掃除など身の回りのことは自分で行うのが基本で、食事なしのプランに申し込んでいるなら食事の買い出しや調理もしなくてはなりません。
宿泊施設と教習所の距離が近い人は教習の空き時間を使って自室で洗濯をしたり、周辺のスーパーやコンビニまで買い出しに行くという人も多かったですね。
自室でくつろぐ
続いて、空き時間は自室でくつろぐという人も意外と多かったです。
シングルプランを選んだ人に多い印象でした。



私自身もシングルプランで、宿舎が教習所の敷地内だったので、空き時間には自室に戻って身の回りの事をしたりくつろいだりしていました。
慣れない運転や覚えることが多い学科の授業で疲れた頭や身体をゆっくり休めるには、自室でくつろぐ時間も大切です。
何も考えずにぼーっとしたり、家族や友人と電話したり、ゲームや漫画など好きなことをするなど、思い思いに過ごすには誰にも気兼ねせずに済むシングルプランはピッタリと言えます。
教習所内のフリースペースを活用する
教習所によっては施設内に漫画や雑誌などの図書コーナーや、卓球台やビリヤードなどを備え付けている教習所もあります。
このようなコーナーがあれば、暇つぶしや他の教習生との交流のきっかけにもなるので、活用してみるのもおすすめです。
最近では、テニスコートやフィットネスジムを併設している所や、カラオケやシアタールームを完備している所など、アクティブ派でもインドア派でも楽しめる設備が用意されています。
合宿免許選びの時にはこのようなオプション施設にも目を向けて探してみると、自由時間も充実して過ごせますよ。
観光や温泉に出かける
最後に、観光や温泉など息抜きもかねて遊びに出かけたというケースも合宿免許ならではの自由時間の過ごし方ですね。
教習スケジュールによっては半日近く空き時間ができる日もあるので、そんな時の活用として観光スポット巡りや温泉、レジャー、グルメ散策などはピッタリと言えるでしょう。
- 一度は行ってみたい観光スポットで選ぶ
- 海沿いで海水浴やマリンスポーツが楽しめそうな地域を選ぶ
- ウインタースポーツができるスキー場の近くを探す
- 有名温泉の入浴券が入校特典になっている教習所で選ぶ
- 一度は食べてみたいご当地グルメで探す
など、せっかくの遠出の機会ですから上記のような探し方で合宿免許を選ぶのも一つの方法です。
合宿免許中の自由時間をより充実させるには?


合宿免許中の自由時間をより充実させたり、有効活用するためには、
- 暇つぶしアイテムを持っていく
- 事前に周辺の観光スポットなどの情報を集めておく
- 合宿免許の入校特典を活用する
などの事前準備が大切です。



前もって情報を集めたり、準備をしておくと、自由時間も有意義に過ごせますよ!
暇つぶしアイテムを持っていく
1日のスケジュール例でも分かる通り、合宿免許中は意外と自由時間も多いので、暇つぶしアイテムを用意しておきましょう。
スマホがあれば本や雑誌、ゲーム、映画なども見られるマストアイテムですが、その他に持って行くとしたら下記のようなグッズがおすすめです。
おすすめの暇つぶしアイテム
- タブレット
- ノートパソコン
- 携帯ゲーム機
- トランプなどカードゲーム
- 本や雑誌など
タブレットやノートパソコンはかさばりますが、映画や本など大きい画面で楽しみたい場合は重宝します。
充電用バッテリーやモバイルWi-Fi、イヤホンなども持参するとより快適に過ごせますよ。
他の教習生と遊ぶ時に活躍するトランプやUNOなどのカードゲームも定番グッズですね。
事前に周辺の観光スポットなどの情報を集めておく
事前に周辺のスポット情報も集めておくと、現地でスムーズに動けるので限られた時間でもゆっくり楽しめますよ。
観光スポットやレジャー施設、イベントなど今ではネット上で様々な情報が集められるので、ある程度予定を立てておけばちょっとした自由時間でも上手く活用できるのでおすすめです。
また、宿泊施設や教習所の周辺地域も調べておけば、ちょっとした買い出しや息抜きの散策の時なども困りません。
合宿免許の入校特典を活用する
合宿免許では、イベントや観光、レジャー、エステなど様々な入校特典があるのも魅力の一つ。
入校特典の一例
- ご当地グルメ店にご招待
- 温泉ご招待・入浴券プレゼント
- 観光スポットツアー
- スポーツジム・レジャー施設フリーパス券プレゼント
- エステ・ネイルなどの割引券プレゼント
上記のような入校特典を活用すれば、より一層自由時間が充実します。



多種多様な入校特典が用意されているので、きっとあなたの好みに合う特典もありますよ♪
まとめ
合宿免許というと、朝から晩までずっと教習が組まれていて、一息つく間もないイメージを持つ人が多いですが、実際はそんな事はありません。
ほとんどの教習所では、技能・学科合わせて1日5時間~6時間程度の教習になるのが一般的で、それ以外の時間はすべて自由時間です。
自由時間の過ごし方は各自思い思いの過ごし方がありますが、中でも多かったは以下の5つ。
自由時間の過ごし方の一例
- 自習に取り組む
- 身の回りの洗濯や掃除
- 自室でくつろぐ
- 教習所内のフリースペースを活用する
- 観光や温泉に出かける
自習に取り組んだり、買い物に出かけたり、息抜きにのんびり過ごすなどが多いですが、次の教習予定がある場合は遅刻しないように注意しましょう。
また、自由時間をもっと楽しむには以下のような事前準備をしておくと良いですよ。
自由時間をより充実させるには?
- 暇つぶしアイテムを持っていく
- 事前に周辺の観光スポットなどの情報を集めておく
- 合宿免許の入校特典を活用する
せっかくの自由時間ですから、有意義に過ごせるようにぜひ参考にしてみてくださいね。
「合宿免許の教習所がたくさんありすぎて、どこが良いのか分からない…」と悩んでいるなら、こちらの記事をチェックしてみてください。


3食付き・シングルプランの料金比較や、教官や食事・宿泊施設などの気になる項目についても紹介しています。
Google口コミ評価で星4.5以上を獲得している大人気の教習所ばかりなので、「せっかくの合宿免許で失敗したくない!」「どうせなら楽しい合宿生活を送りたい!」という人もきっと大満足な合宿ライフが送れるはずですよ!