合宿免許の食事はどうする?食事あり・自炊・食事なしのメリットとデメリット

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合宿免許では、食事が提供されるプランと食事を自分で用意しなくてはならないプランがあります。

自宅から離れて慣れない環境での合宿生活の中では、食事が楽しみの一つとして関心を寄せる人も多いでしょう。

せっかくの遠出の機会に地元のグルメに舌鼓を打つも良し、食事を提供してくれるプランで手間を省いて勉強に集中するも良し、2週間もの長期滞在ですからどうせなら快適に過ごしたいですよね。

今回は、合宿免許の食事について、食事あり・自炊・食事なしのプランの特徴を比較しながら、それぞれのメリットとデメリット、注意点について解説していきます。

迷った時にチェックしておきたいポイントも紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

合宿免許の食事は3パターン

合宿免許の食事は大きく分けて以下の3パターンに分けられます。

まずはそれぞれの特徴をチェックしてみましょう。

食事あり

合宿免許で最もスタンダードと言えるのは、食事付のプランです。

3食すべて提供されるプランや、昼のみまたは朝と昼のみ提供など多くのバリエーションがあります。

教習所によって様々ですがが、以下が比較的多いです。

3食付きプランの場合

  • 3食とも宿舎または教習所内食堂で提供
  • 3食ともお弁当支給
  • 朝・夕はホテル内レストラン、昼は教習所内食堂で提供
  • 朝は軽食、昼は食堂、夜は提携する飲食店の食事券を支給

3食のうち、一部支給の場合

  • 朝・夕なしで昼のみ教習所内食堂で提供
  • 朝・昼は軽食またはお弁当支給し、夜はなし
  • 朝なしで昼・夜の提供あり

ビュッフェ形式や日替わり定食、お弁当など教習所によって異なるので、申し込み前にしっかりと確認しておきましょう。

自炊

次に食事なしプランのうちの一つである「自炊プラン」。

ダイエットなどで食事管理が必要な方や、アレルギーが心配な方に人気のプランです。

教習所によっては3食とも自炊のプランや、朝・夕のみ自炊で昼食は食堂やお弁当が支給されるプランもあります。

自炊プランでもシングルだけでなくツインやグループ部屋などがあり、お友達とワイワイ料理を楽しむのも良い思い出作りになるでしょう。

自炊プランの場合はアパートやマンションタイプ。コテージタイプなどキッチンが設置された部屋を利用する事が多く、冷蔵庫や電子レンジなどの家電、鍋やフライパン、お玉、菜箸など一通りの調理器具が揃っているので、調理器具を持って行く必要はありません。

ただし、調味料などは備え付けがない事が多いので、現地のスーパーで買い足すか持参する方が良いでしょう。

自炊プランは合宿免許の費用の中に食事代が含まれないので、食事ありプランと比べると安くなっているのが特徴です。

しかし、食材の購入費や教習で疲れて自炊ができない場合の外食費がかさんでしまうと、結果的に「食事付プランの方が総額で安く済んだ…」となってしまう事もあります。

食事なし

最近の合宿免許では少なくなりましたが、食事なしプランもあります。

その名の通り、3食の提供がなくすべて自分で調達したり外食で過ごさなくてはなりません。

ヨシノ

私は二種免許を取得しに行った教習所が食事なしプランでした。
部屋に備え付けの冷蔵庫が小さくてあまり物が入らなかったため毎回買い出しが必要でしたが、スーパーが離れていたため教習で疲れている時などは億劫でしたね…。

自炊プランと混同しがちですが、食事なしプランの場合は自室内にキッチン設備がついていないため自炊ができません。

また、冷蔵庫が室内になかったり他の教習生と共同利用になっている事もあるので、まとめ買いして保存もできない点も注意しておいた方が良いでしょう。

地元グルメを楽しみたい人や普段から朝ごはんを食べないなど食事が不規則な人には人気のプランです。

宿泊施設の場所にもよりますが、駅が近い立地や周辺に飲食店が多いところであれば快適に過ごせますよ。

ただしこちらも自炊プランと同様、合宿費用は安くなるものの食事代がかさんでしまうと、最終的に食事付プランの方が安かったという事もありますので注意してくださいね。

食事ありプランのメリットとデメリット

メリットデメリット
毎日の食事を用意する必要がなく、食堂に行くだけで良い
栄養バランスの良い食事を規則正しく食べられる
食事に力を入れている教習所が多く、定食や日替わり、バイキングなど選択肢が多い
調理の必要や買い出し、ゴミ処理などに時間を取られないため、空き時間を有効に使える
一人で外食に行くのが苦手な人でも、食堂など他の教習生が多く一人でも浮かない
食事の時間帯が決まっている
自炊や食事なしプランと比べると費用が高くなる
食事内容や味付け、食事量が合わない場合がある
好き嫌いやアレルギーの対応が難しい場合がある
元々朝食を食べないなど不規則な食生活の人には不向きかも

食事ありのメリット

食事ありプランの大きなメリットは、食事の用意をする手間やゴミ処理の手間が省けて時間を有効に使えるところでしょう。

慣れない運転でへとへとになっている時でも、食堂に行けばすぐ食事が提供されるのは何と言っても楽ですよね。

教習所にもよりますが、栄養バランスの整った定食や日替わりなどが提供されるので飽きることも少ないですよ。

食事のボリュームや好き嫌いがある人にはバイキング形式の食事が提供される教習所を選べば、自分の好みに合わせて調整できるのでおすすめです。

また、一人で合宿免許に参加する人で「一人で外食するのは周囲から浮いてしまいそうで苦手…」と感じている人でも、食堂に行けば他の教習生がたくさんいるので一人で浮いてしまう心配がありません。

同年代の教習生も多いので、食堂でたまたま一緒の席についた人と意気投合して仲良くなるチャンスかもしれませんよ。

食事ありのデメリット

メリットの多い食事ありプランですが、食事の時間帯や食事内容、食事量、味付けなど好みや普段の食生活に合わない場合がある点はデメリットと言えるでしょう。

特に味付けやボリュームについては好みが分かれるところなので、口コミなどをしっかり見てから合宿先を選ぶと良いですよ。

また、「元々朝食は食べない」「お昼は少な目にしないと眠くなる」「ダイエット中で揚げ物は控えたい」など食事が不規則な人や食事量を調整している人の場合は3食プランよりも自由度の高い自炊や食事なしプランの方が合うかもしれません。

食物アレルギーが心配な人なら相談次第では対応してくれる可能性もありますが、教習所によっては対応が難しい場合もあるので事前によく相談しておきましょう。

自炊のメリットとデメリット

メリットデメリット
食事ありプランに比べると合宿費用が安く抑えられる
ツインやトリプルの自炊プランなら友達と楽しみながら料理ができる
自分の好みに合わせた食材や味付け、ボリュームで作れる
自分の好きな時間に調理して食べられる
作るのが面倒な時は外食やテイクアウトなども楽しめる
一人暮らしの気分が味わえる
自分で食材の買い出しやメニュー作り、調理をしなくてはならない
時間がない時や疲れている時、料理に慣れていない人には面倒くさい
栄養バランスが偏りがち
食材によっては食費がかさみやすい
片づけやゴミ処理が面倒くさい

自炊プランのメリット

自炊プランのメリットは、自由度の高さと合宿費用の安さです。

食事ありプランの場合はメニューや味付け食事の時間が決められていますが、自炊プランなら自分の好きな時間に、好きなメニュー、好きな味付け、好みのボリュームの食事を自由に食べる事が出来ます。

好き嫌いが多い人や食物アレルギーが心配な人にとっても、自分に合わせたメニューが作れるのでオススメですよ。

自炊プランの多くはアパートやマンションに寝泊りするので一人暮らし気分を味わいたい人にもピッタリ!

ツインやトリプルの自炊プランなら、お友達と作業を分担したり日替わりで料理当番を決めれば一人当たりの負担も少ないですし、ワイワイ楽しみながら料理ができるので良い思い出にもなるでしょう。

教習が遅くなってしまったり疲れてへとへとな時は、無理せず外食やテイクアウトを組み合わせて地元の味を楽しむのもおすすめです。

また、自炊プランは合宿費用の中に食事代が含まれない分、食事ありプランと比べると安いのが魅力です。

合宿免許の費用を抑えたい人にとっては、食材を上手く使ってやりくりする事で予算を抑える事もできるのは大きなメリットかもしれません。

自炊プランのデメリット

自由度の高さと合宿費用の安さが魅力の自炊プランですが、デメリットは毎日の調理の手間と思わぬ予算オーバーの可能性がある事です。

およそ2週間の短期間とは言え毎日3食を自分で用意するのは案外大変なもので、自炊に慣れた人でなければ楽しさより煩わしさが勝る方が多いかもしれません。

特に試験前の勉強時間が必要な時や、慣れない生活環境に疲れている時ほど食事の用意が面倒に感じられるでしょう。

しかも調理だけでなく後片付けやゴミ処理などもあり、手際良くしないとどんどん時間が過ぎてしまい、その結果「自習する時間が取れなくなってしまった…」なんて事になったら本末転倒ですよね。

かといって自炊が面倒だからと毎回インスタント食品やお惣菜に頼ってばかりではかえって食費がかさんでしまい、安さが魅力の自炊プランなのに総額にすると「結局食事ありプランの方が安かった…」なんて事もよくある話です。

インスタント食品やお惣菜ばかりでは栄養バランスも偏りがちで、たった2週間と言えど体調を崩す原因にもなるので注意しておきましょう。

また、地域によっては食材自体の値段が高く想定していた食費より予算オーバーしてしまう事もありますよ。

食事なしのメリットとデメリット

メリットデメリット
食事ありプランより費用を抑えられる
自分の好きな時に好きな物を食べられる

自炊の手間がない

その地域の飲食店やご当地グルメを楽しめる
疲れている時や時間がない時などに外出が面倒
毎回の食事の用意が煩わしい
栄養バランスが偏りがち
食費が思っていた以上にかさむ場合がある
自室に冷蔵庫がない場合や小さくてあまり入れられない場合がある

食事なしのメリット

食事なしプランのメリットは自炊プランとほぼ同じ物ですが、自炊プランのようなキッチン設備がなく外食やお弁当の購入などが主になるため、自炊プランほど手間がかからないのが大きな魅力です。

普段から朝が食べられない人や、昼の食事をあまり摂らない人、夜は控えめに済ませたい人など、食事量を調節したい人にはピッタリのプランと言えます。

せっかく遠方に合宿に来ているのですから、地元の名産やご当地グルメを堪能したい人にもオススメ!

自炊プラン同様合宿費用に食事代が含まれていないため、費用を抑えたい人にも向いています。

食事なしのデメリット

食事なしプランのデメリットも自炊プランとほぼ同じで、毎回の食事の用意が煩わしく、疲れている時や時間がない時などは外出そのものが面倒に感じられるでしょう。

自炊プランと違って自室に冷蔵庫がない場合や、あっても小さくて中にあまり物を入れられない場合もあり保存がきかないため、毎回外出しなくてはならないのもデメリットと言えます。

外食やお弁当中心で食費が思っていた以上にかさむ場合もあり、メリットである安さもあまり実感がわかないばかりかかえって割高になる可能性もあります。

ヨシノ

食事なしプランだった私の場合、たった二週間弱だからとお弁当や菓子パンばかり食べていたところ、ニキビや便秘などに悩む事が増え体調もイマイチに…。やはり食事は大切だと実感しました…。

合宿免許の食事プランを選ぶポイントと注意点

ここでは合宿免許の食事プランで失敗しないために選ぶポイントと注意点を確認しておきましょう。

ポイントや注意点を知っておくと、自分に合ったプランを判断しやすくなりますよ。

食事なしまたは自炊プランを選ぶ場合のポイントと注意点

費用の安さだけで選ばない

食事なしまたは自炊プランを選ぶ上で、費用の安さだけを基準に選ぶのは避けた方が良いでしょう

安さにこだわる余り慣れない自炊プランや食事なしプランを選択してみたものの、自炊が思った以上に大変で「合宿期間中ずっとコンビニ弁当や外食ばかりで出費がかさんだ…」となっては、結果的に食事付プランの方が安く済む場合もあります。

また、食費がかさむからとおにぎりやパンなど安くて簡易な食事や、ジャンクフードやお菓子で済ませるなど栄養価の低い食事ばかりでは体調を崩してしまう可能性もあります。

安さばかりを追い求めず、同じお弁当でも幕ノ内弁当のようなおかずもしっかりついている物を選んだり、サラダやスティック野菜などをプラスして栄養バランスを意識して過ごしてみましょう。

宿泊施設の周辺を確認しておく

食事なしまたは自炊プランが快適になるかどうかは、宿泊施設の周辺施設によって大きく変わります。

例えば食材を購入するスーパーが宿泊施設から遠い場合は、長時間歩いたりバスなどの公共交通を利用しなくてはなりません。

地域によってはバスの本数が少なく待ち時間が長くて、時間を無駄にしてしまう事もあるでしょう。

教習で疲れている中買い物にまで時間がかかってしまうと、体力的にも精神的にも大きく負担がかかってしまうのは想像に難くありませんよね。

食事なしまたは自炊プランを選ぶなら、以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。

宿泊施設周辺を確認しておく
  • 宿泊施設の徒歩圏内にスーパーや飲食店の有無
  • 近くにない場合の交通手段の有無
  • バスや電車の時刻表や本数
  • スーパーや飲食店までの往復の交通費

自炊に慣れていない人は、半調理品や冷凍食品、缶詰、お惣菜を上手く活用する

自炊に慣れていない人は、インスタント食品やレトルト食品だけでなく半調理品や冷凍食品、缶詰、お惣菜なども上手に活用し、疲れた時や時間がない時を乗り切りましょう。

例えば

  • 焼くだけ(またはレンジ調理)のハンバーグや餃子
  • パスタとパスタソースやカット野菜と焼きそば
  • 〇〇の素などの味付け品
  • 野菜を一つ加えるだけでOKな「中華名菜」シリーズ
  • ご飯とおかずがセットになった冷凍食品「よくばり御前」シリーズ

などを使えばバリエーションも増えて、簡単に作れるのでおすすめですよ。

ただし、簡単にできる反面値段的には若干割高になってしまうので注意してくださいね。

事前に献立を考えて食費の予算を決めておく

食費はある程度予算を決めておくと良いでしょう。

成人の一人暮らしの方の食費は平均で30,000~40,000円ほど。1日あたりで考えると1,000~1,300円ほどが目安です。

献立を考えて必要な食材を書き出しておくと、スーパーに行った時に買いすぎや無駄遣いも防げますよ。

半調理品や冷凍食品、お惣菜などを活用する場合はもう少し予算を増やしておくと余裕ができます。

また、簡単に作れるレシピも調べておけばいざという時に役に立ちますよ。

食事ありプランを選ぶ場合のポイントと注意点

提供される食事回数や形式をチェックしておく

食事ありプランを選ぶ場合は、提供される食事回数や形式をチェックしておくと良いでしょう。

人によっては3食提供されるよりも朝や昼がない方が良い人もいるかもしれませんし、自分で好きな料理を取り分けられるバイキング形式ならある程度好きな物を選んだりボリュームを調整できますよ。

また、昼や夜は地元の名物を食べに行きたい!と思っているなら、食事の提供回数が少ないプランを選ぶ方が3食付きより若干安くなるのでおすすめです。

教習所や提携ホテルによっては朝・夕なしや昼なし、夜なしなど提供回数のバリエーションが様々なので、自分の食生活に合う食事回数や形式を選べるよう、色々な教習所を比較してみましょう。

食事の回数によっては宿泊施設周辺も確認しておく

提供される食事が1日2回や1日1回だけの場合は、宿泊施設の近くに飲食店やコンビニ、スーパーなど食事を確保できる場所があるか事前に確認しておきましょう。

近くにコンビニやスーパーがなく、遠くのスーパーまで買い出しに行かないといけない場合、そこまでの移動手段も調べておかなくてはなりません。

食事なしまたは自炊プランの時と同じように、

宿泊施設周辺を確認しておく
  • 宿泊施設の徒歩圏内にスーパーや飲食店の有無
  • 近くにない場合の交通手段の有無
  • バスや電車の時刻表や本数
  • スーパーや飲食店までの往復の交通費

上記の4つは最低限調べておくのがオススメです。

口コミなどの評価を確認しておく

口コミサイトやGoogleマップの評価も目を通しておくと良いでしょう。

食事に関する口コミや、実際にお昼に提供された内容の写真などが投稿されており、教習所のホームページだけでは分からない所も細かく書かれている事もあります。

味に関する書き込みや「美味しいけど揚げ物が多い」などの書き込みはとても参考になりますよ。

その他、X(旧Twitter)やInstagramなどで検索してみるのもおすすめです。


「合宿免許の教習所がたくさんありすぎて、どこが良いのか分からない…」と悩んでいるなら、こちらの記事をチェックしてみてください。

3食付き・シングルプランの料金比較や、教官や食事・宿泊施設などの気になる項目についても紹介しています。

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