延泊しても追加料金なし!?合宿免許の延長保証とは?

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合宿免許ではほとんどの人が予定通りの日程で卒業していくものの、全体の1割~2割程度の人はスムーズに卒業できず延泊になると言われています。

延泊となると教習代や検定費用、宿泊費などの追加料金が発生してしまうので、せっかく安い合宿免許を選んだのによけいに出費がかさんでしまう可能性も。

「合宿延長ですごい出費になったらどうしよう…」「無事卒業できるか不安…」と合宿免許を躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか?

そんな不安を解消するために、ほとんどの合宿免許では一定の期間や回数までは追加料金が発生しないように保証がつけられています。

保証があれば万が一延泊になったとしても、よほど長期間延長にならない限り追加料金が高額になりすぎる事を防げますよ。

この記事では、

  • 合宿免許の延長保証とは何か?
  • 延長保証の内容はどのようなものか?
  • 延長保証の注意点

などをお伝えしていきます。

ヨシノ

合宿免許の延長保証について知りたい人は参考にしてみてくださいね。

なお、延泊になる理由や確率、日数などを知りたい人はこちらの記事もどうぞ!→合宿免許で延泊になる5つの理由とは?延長になる確率や日数、料金もまとめて解説!

目次

合宿免許の延長保証とは?

合宿免許の延長保証とは、補習や試験不合格などで万が一延泊になったとしても、一定の期間や回数内であれば追加料金がかからない事を保証するものです。

通常、追加補習や試験の再受験などの場合、再受講料や再試験料がかかります。

合宿免許の場合、追加補習などで宿泊日数が延びれば宿泊費や食事代も必要ですよね。

通常追加料金が発生するもの

  • 試験不合格の際の追加補習
  • 技能教習で習得不十分となった項目の追加補習
  • 試験や検定の再受験料
  • 宿泊費
  • 食事代(プランによる)

このような時に、例えば「延長6時限までの追加教習費+延泊5泊までの宿泊費・食事代は追加料金なし」という保証がついていれば、追加補習の教習代なら6時限分まで、宿泊・食事代なら5泊目までは追加料金の心配がないというわけです。

合宿免許選びでは、ついプラン料金だけを比較して検討しがちですが、もし合宿免許で延泊になっても追加料金の心配をしなくて良いようにどのような保証がついているのかも合わせてチェックしておきたい重要ポイントです。

延長保証の内容は?

合宿免許でよくある保証内容についてチェックしてみましょう。

技能教習に対する保証

最短で卒業できる時間数だけでは運転技術の習得が不十分と判断された場合に実施される、技能教習の補習についての保証です。

例えば、技能教習2時限追加となった場合でも、保証内容が「最短時間数+6時限まで」となっていれば追加料金は発生しません。

  • 規定時間数+延長〇時限まで追加料金なし
  • 入校日+〇日間まで追加料金なし
  • 卒業まで追加料金なし

など教習所によって様々な内容がありますが、延泊が心配な人は「卒業まで追加料金なし」となっている教習所を選んでおくと安心して勉強に打ち込めるのでおすすめです。

技能検定に対する保証

教習では必ずクリアしなくてはならない技能検定が2回あります。

仮免許のための「修了検定」と卒業する前の「卒業検定」で、延長保証ではこの2つに対して保証されています。

修了検定と卒業検定とは?

修了検定

仮免許を取得するための技能検定で、合格しないと仮免許が取得できず路上教習を始める事ができません。

ちなみに仮免許試験の合格率は75~80%と言われており、普段の教習の復習なのでそれほど難易度は高くありません。

しかし、入校から7日ほどで仮免許試験が行われるので、それまでに分からない所や習得が不十分な所は教官に質問したり、自分でシミュレーションして試験に備えましょう。

卒業検定

これまで習ってきた運転の知識や技術がきちんと身についているかを測る技能検定で、合宿免許の集大成ともいえる検定のこと。合格しないと卒業できません。

とはいえ合格率は80~90%と言われており、教習所で学んだことを落ち着いてこなせば、ほとんどの人は合格できるようになっているとも言えますね。

技能検定に対する保証は、以下のようなパターンが一般的です。

  • 修了検定・卒業検定の各1回分まで追加料金なし
  • 卒業まで追加料金なし

こちらも「卒業まで追加料金なし」の方がより安心ですね。

ヨシノ

ちなみに、仮免許試験には修了検定と学科試験がありますが、保証でカバーしてもらえるのは技能検定だけの場合が多いです。

学科試験不合格の場合、再受験料として1,700円が別途必要になる事も覚えておきましょう。

宿泊費・食事代に対する保証

合宿免許では追加補習や検定不合格で延泊になった場合、宿泊費や食事代が必要になります。

宿泊施設によっても料金は変わりますが、高ければ1泊7,000~9,000円ほどの追加料金となるので、延泊が長引けば長引くほど負担が大きくなりますよね。

そんな時に「宿泊・食事代〇泊分まで追加料金なし」となっていると、その宿泊数までは追加料金がかからず済みます。

一般的には「最短卒業予定日+〇泊まで」となっている事が多いですが、「卒業まで追加料金なし」となっている教習所もありますよ。

また、食事に関しては、宿泊プランで自炊や食事なしを選んでいる場合、元のプラン内容と同じく食事は付きません。

延長保証がない場合の追加料金はいくら?

もし保証がなかった場合、追加でかかる費用は以下のようになっています。

追加料金の目安
技能教習1時限につき4,000~6,000円
仮免許試験(学科)1回につき1,700円
修了検定/卒業検定一回につき5,000~8,000円
宿泊・食事代1泊につき4,000~9,000円

教習所や宿泊プランによって追加料金の詳細は異なりますが、少なくとも数万円の出費になる事は覚悟しなくてはならないでしょう。

おすすめは「卒業まで保証」のプラン

合宿免許選びでもし同じような料金の教習所のどちらにするか迷った場合、延長保証が卒業まで追加料金なしとなっている方を選ぶのがおすすめです。

延泊となった場合に多い日数は2~3日程度ですが、教習スケジュールの都合や試験不合格が重なり予定よりもっと延びる可能性もあるからです。

延泊で追加料金の心配があると、試験の時でも余計なプレッシャーや焦りから大きな失敗やミスを招いてしまうかもしれません。

そんな時に「卒業まで追加料金なし」という保証があれば、予定以上の延泊になってしまった場合でも「〇日までに合格できないと追加料金が…」と心配する事なく勉強に打ち込めますよ。

延長保証の注意点

「保証があるから大丈夫!」と思っていても、万が一自分の認識と違っていたり、保証の対象外になっていて追加料金が想定以上にかかってしまうと、精神的なダメージも大きいですよね。

ここでは延長保証について注意すべきポイントを見ていきましょう。

自己都合による延泊は対象外

当たり前の事ですが、自己都合による延泊は保証の対象外です。

  • 体調不良
  • 寝坊
  • 遅刻
  • 自己都合による一時帰宅

などで教習や試験を欠席してしまった場合は、基本的に追加料金が発生します。

もちろん、慣れない環境で体調を崩したり、仲良くなった教習生同士でハメを外してしまう事もあると思いますが、合宿免許ではたった一回の遅刻でも以降の教習スケジュールがずれ込んで数日の延泊になってしまう事もあります。

そうならないように、体調管理や寝坊・遅刻をしないように自己管理を徹底しておきましょう。

保証は年齢などの条件で内容が異なる

延長保証は年齢などの条件によって、内容が異なる事があります。

一例を見てみましょう。

年齢によって保証内容が異なる

25歳以下の場合

技能教習・技能検定・宿泊食事代の全て卒業まで追加料金なし

26歳以上の場合

技能教習/最短時限数+8時限まで追加料金なし

技能検定/修了・卒業各1回まで追加料金なし

宿泊食事/延泊5泊まで追加料金なし

教習所ごとに指定年齢は異なりますが、年齢によって保証内容が変わるケースはよくあります。
教習所によっては追加料金を支払って、卒業まで追加料金なしに変更できる所もあります。

宿泊施設によって保証日数が異なる

宿舎Aに滞在

最短卒業予定日+延泊5泊まで追加料金なし

ホテルBに滞在

最短卒業予定日+延泊2泊まで追加料金なし

宿舎やホテルなど複数の宿泊施設を提供している場合によくあるのが、宿泊施設ごとに保証が異なるケースです。
ホテルや旅館などの場合、延泊1泊目から追加料金が発生する所もあるので注意しておきましょう。

技能教習・検定と宿泊・食事代の保証が異なる

A教習所

技能教習・技能検定・宿泊食事代の全て卒業まで追加料金なし

B教習所

技能教習/卒業まで追加料金なし

技能検定/卒業まで追加料金なし

宿泊食事/最短卒業予定日+4泊まで追加料金なし

教習所によっては、技能教習と検定については卒業まで追加料金なしでも、宿泊・食事については最短卒業予定日+〇泊までというように日数制限がある場合があります。
保証日数を超す場合は追加料金を負担しなくてはならないので、注意しておきましょう。

教習所によっては部屋の移動がある

教習所によっては宿舎だけでなく、周辺のホテルや旅館を借りたり、アパートやマンションを借りて宿泊施設としている所もありますが、延泊の場合は相部屋などへ移動になる事があります。

追加料金を支払ってそのまま同じ部屋に滞在できる場合もありますが、一般的には最短卒業予定日以降の延泊は相部屋など教習所指定の部屋に移動になる事が多いですね。

合宿免許に申し込む前に延長保証はしっかりチェックを!

教習所や宿泊プランによって追加料金の詳細は異なりますが、もし延泊になったとしたら少なくとも数万円の出費になる事は覚悟しなくてはならないでしょう。

しかし延長保証があれば、合宿免許で仮に延泊になった場合でも追加料金の心配がなく安心ですよね。

延長保証には以下の3つの保証があります。

延長保証の内容
  • 技能教習に対する保証
  • 技能検定に対する保証
  • 宿泊費・食事代に対する保証

延泊となった場合、教習スケジュールの都合や試験不合格が重なり予定よりもっと延びる可能性もあるので、「卒業まで追加料金なし」を選ぶのがおすすめです。

延長保証の注意点としては、以下の3つ。

延長保証の注意点
  • 自己都合による延泊は対象外
  • 保証は年齢などの条件で内容が異なる
  • 教習所によっては部屋の移動がある

保証があるとはいえ、詳細をよく確認せずに申し込むといざという時に保証の対象外になっていたり、思わぬ出費になってしまう可能性もあります。

合宿免許に申し込む前には、保証内容についてもしっかりとチェックしておきましょう。


「合宿免許の教習所がたくさんありすぎて、どこが良いのか分からない…」と悩んでいるなら、こちらの記事をチェックしてみてください。

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