合宿免許は県内ではダメってホント?覚えておきたい入校不可地域とは?

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合宿免許は安くて短期間で卒業できるのが魅力ですが、「一人きりで遠くの教習所に泊まり込みなんて大丈夫…?」と不安になる人も多いのではないでしょうか?

できる事なら地元やその周辺地域で合宿免許に参加したいと考える気持ちもよく分かります。

しかし、残念ながら合宿免許には「入校不可地域」といって特定地域の入校を制限するルールがあるのです。

この記事では、この入校不可地域について

  • 入校不可地域とはどんなものか?
  • 入校不可地域の対象や範囲はどのくらいか?
  • 同一県内での入校は絶対にできないのか?

など、自分が住んでいる県内で合宿免許に参加できないかと悩んでいる人向けに解説していきます。

合宿免許に参加するなら必ず覚えておきたいルールなので、どういう内容かをしっかりと確認しておきましょう。

目次

合宿免許の入校不可地域とは?

合宿免許では「入校不可地域」という特定の地域の方の入校が制限されています。

簡単にいうと、教習所と同じ市町村や県内に住んでいる人の入校ができないというルールですね。

合宿免許を実施している教習所のほとんどが入校不可地域を設定しているので、入校前に自分の住んでいる住所などが入校不可地域に該当していないか必ずチェックするようにしてください。

ヨシノ

実際に私の知人で現住所が違うからとしっかり確認せずに申し込みし、入校時に住民票で本籍地が入校不可地域だった事が分かって入校できなかった人もいました。

こうならないように、入校を希望する教習所の入校不可地域がどのような指定になっているか、しっかりと確認しておきましょう。

自分が住んでいる県で合宿免許がダメな理由

「入校不可地域なんて面倒なルールがなんであるの?」と疑問に思う人もいると思います。

元々合宿免許という仕組みは、通学で通える範囲内に教習所がない人のために、教習所に泊まり込み短期間で集中して教習を受けて免許を取得できるようにした制度だからです。

免許を取得するためには、法律で定められたカリキュラムを全て修了しなくてはなりません。

しかし、例えば通える範囲内に教習所がない離島や公共交通機関が限られている地域の人にとっては、たった1コマの教習のために往復何時間もかけて通うのは非効率すぎますよね。

そこで教習所に泊まり込み、食事や宿泊など経済面で大きな負担を掛けなくとも規定の教習を受けられるようにと作られたのが「合宿免許」というシステムです。

このような背景があるため、通学できる地元や近隣の住民までも合宿免許の入校対象にしてしまうと入校希望者が殺到し、本来の対象者である通学では通えない人の受け入れができなくなってしまう恐れがあるので入校不可地域が設定されているというわけですね。

入校不可地域の範囲は?

入校不可地域の範囲は一律には決まっておらず、教習所によって異なります。

例えば、入校不可地域の範囲としてよくあるのは以下の通り。

入校不可地域の一例
  • 同一県内全域不可
  • 送迎バスが巡回する市町村と周辺地域のみ不可
  • 同一県内でも離島のみOK

同じ県内の教習所でも、A教習所は県内全域不可、B教習所は同一市町村と周辺地域を不可としている事もあります。

入校不可地域の該当は現住所だけじゃない

該当地域かどうかを判断する基準は住民票に記載された住所としている所も多いですが、入校不可地域の範囲同様に教習所によって一律には決まっていません。

例えば、現住所だけでなく以下のような人も入校制限をしている事があります。

入校不可地域の一例
  • 同一県内(または同一市町村やその周辺地域)に実家がある人
  • 入校不可地域内の高校や大学に通っている人
  • 本籍地が入校不可地域に該当する人
ヨシノ

特に大学などで一人暮らしをしている人に多いのが、現住所に住民票を移していなかったため、住民票記載の住所で該当してしまって入校できなかったというケースがあるので、申し込み前にはしっかりと認しておきましょう。

地元で合宿免許を探すなら?

「できるなら地元近くの合宿免許に参加したい!」と考えているなら、

  • 同一県内でも合宿免許が可能な教習所を探す
  • 合宿免許を諦めて通学にする

の二択です。

同一県内でも合宿免許が可能な教習所を探す

前述した通り、入校不可地域の対象や範囲は一律に決まっているものではありません。

例えば県北のA地域の教習所では同一県内全域を入校不可地域に設定していても、県南のB地域の教習所では市町村単位で設定していて入校できた、という例もあります。

地域内の教習所で入校不可地域に該当してしまったからといっても、他の県内の教習所も全て不可というわけではないので、自分が入校できそうな教習所を調べてみてくださいね。   

合宿免許を諦めて通学にする

「やっぱり地元が良い!でも県内で探したけど見つからない…」という場合は、合宿は諦めて通学できる所に申し込む方が良いかもしれません。

合宿免許ほど安い料金設定にはなりませんが、教習所によっては通学でも短期集中コースを設けている所もあります。

早ければ2~3週間ほどで卒業できるコースや、少しゆったりしたペースになる1ヶ月コースなど色々なコースが用意されている所もあるので、あなたのペースに合うプランが見つかる可能性もありますよ。

地元以外で合宿免許を探すなら?

地元近くや県内の教習所では入校不可地域に該当してしまう場合、県外の教習所で合宿免許ができる所を探してみましょう。

合宿免許では交通費の一部を支給してくれる教習所もあるので、多少遠くの教習所でも自己負担が少なく行けるメリットがあります。

この機会に観光やレジャーなど旅行も兼ねて、行ってみたいと思っていた地域の合宿免許に参加するのも良いかもしれませんね。

観光やレジャーが豊富な合宿先を探す

合宿免許の一つの楽しみとして、空き時間を使っての観光やレジャーがあります。

教習所によっては休校日を設けている所もあるので、最短日数での卒業はできないものの、ゆっくりと観光したりレジャーを楽しむにはピッタリと言えるでしょう。

前々から気になっていた観光スポットの近くの教習所や、シーズンによっては海水浴やウインタースポーツができる教習所を選ぶのもありですね。

温泉やエステなどの入校特典で合宿先を探す

合宿免許では、教習所が独自に用意している入校特典があります。

例えば、

  • 教習所の近くの温泉施設の入浴券進呈
  • リゾート地や観光名所への観光レクリエーション
  • ご当地グルメが食べられるお食事券進呈
  • エステやネイルの割引券進呈
  • スポーツやレジャー施設の利用券進呈

など、多種多様な特典がありますよ。

入校特典を見比べて興味がある特典があれば、思い切って申し込んでみるのも良いでしょう。

各種割引やキャンペーンを活用してお得に申し込む

合宿免許は通学に比べて安く参加できるメリットがありますが、それぞれの教習所ごとに設定された割引やキャンペーンを活用するとさらにお得に申し込む事ができます。

例えば、学生であれば受けられる学割や、早い時期の申し込みで受けられる早割などを使えば1万円~1万5千円程度安くなる事がありますね。

また、2人や3人以上のグループで申し込むとグループ割引やキャッシュバックが受けられるプランもあります。

お友達同士であれば、知らない土地での合宿生活でもお互いに悩みを相談し合ったり励まし合える利点もあるので、お友達を誘ってみるのも良いでしょう。


「合宿免許の教習所がたくさんありすぎて、どこが良いのか分からない…」と悩んでいるなら、こちらの記事をチェックしてみてください。

3食付き・シングルプランの料金比較や、教官や食事・宿泊施設などの気になる項目についても紹介しています。

Google口コミ評価で星4.5以上を獲得している大人気の教習所ばかりなので、「せっかくの合宿免許で失敗したくない!」「どうせなら楽しい合宿生活を送りたい!」という人もきっと大満足な合宿ライフが送れるはずですよ!

入校不可地域に該当していないか事前に確認しておこう!

合宿免許には「入校不可地域」といって特定地域の入校を制限するルールがあります。

教習所によって以下のように範囲や対象が異なるので、合宿免許に申し込む前にはきちんと確認しておきましょう。

入校不可地域の範囲や対象の例

  • 同一県内全域不可
  • 送迎バスが巡回する市町村と周辺地域のみ不可
  • 同一県内でも離島のみOK
  • 同一県内(または同一市町村やその周辺地域)に実家がある人
  • 入校不可地域内の高校や大学に通っている人
  • 本籍地が入校不可地域に該当する人

もし希望する教習所の入校不可地域に該当していた場合は、地元で探すか県外の合宿免許を探すかの二択になります。

地元にこだわるなら県内の別の教習所を探してみるか、合宿を諦めて通学にするかになるでしょう。

地元での合宿免許を諦めるなら、選択肢は全国に広がります。

この機会に観光やレジャーが豊富な合宿先を探してみても良いですし、温泉やエステなど好みの入校特典で合宿先を探すのもありですね。

教習所ごとの割引やキャンペーンを活用すれば、もっとお得に申し込みができるかもしれません。

ヨシノ

運転免許取得のための合宿は、おそらくほとんどの人にとって一生に一度の経験になるでしょうから、教習以外にも楽しみや目的があると、合宿生活がより充実しますよ♪

人気の合宿免許先が知りたい人はこちらの記事を参考にどうぞ!

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