合宿免許を行う教習所は全国各地にあり、どこに行こうか迷ってしまいますよね。
しかし、「料金が安いからこの教習所にしよう!」と選んだはいいものの、その場所が飛行機で行くような遠い場所では、交通費は格段に跳ね上がってしまうでしょう。
もしかしたら、せっかく合宿費用が安いところを選んだつもりでも、交通費のせいで総額が高くなってしましれません。
場合によっては、割高だと思っていた自宅近くの教習所の方がかえって安かった…といったこともあり得ますね。
そんな時に重要となるのが、それぞれの教習所から支給される交通費です。
教習所ごとに内容は異なりますが、往復交通費の一部や指定区間の交通費を支給してくれるので、多少遠方の教習所でも参加しやすいですよね。
とはいえ、
- 合宿免許の交通費の支給はいつ、どのような支給方法なの?
- 上限金額や支給条件はどうなっている?
- 交通費支給の注意点は何がある?
など疑問に思う事はたくさんあると思います。
そこでこの記事では、合宿免許の交通費支給のタイミングや上限金額、注意点などを詳しく解説していきます。

「交通費っていつ支給されるんだろう?」「交通費支給の時に注意しておく事ってあるの?」と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
合宿免許の交通費が支給されるのはいつ?


合宿免許の交通費が支給されるタイミングは、以下の2通り。
- 卒業時に往復分の交通費を支給
- 入校前にあらかじめ交通チケットや乗車券が郵送される
多くの教習所では、①の卒業時に往復分の交通費を現金で支給されるのが一般的です。
先に往路(行き)の交通費を立て替えて支払っておき、卒業時に復路(帰り)と合算して交通費を受け取るという流れになります。
そのため、「合宿免許の予算がギリギリで、立て替えの交通費まで考えていなかった…」なんてことにならないように、余裕をもって費用の準備や交通費にいくらかかるのかを確認しておきましょう。
ちなみに途中退校した場合や、やむを得ない事情で一時帰宅しなくてはならない場合の交通費は支給されません。
合宿免許で支給される交通費はいくら?


実際に合宿免許で支給される交通費の金額は、教習所によって異なります。
- 上限〇〇円まで支給
- 指定区間や指定交通機関のルートの一部を支給
大きく分けると上記のような2パターンが多いですね。
教習所によっては交通費の支給がない(全額自己負担)ところもあります。
同じような内容やプランの教習所で迷っている場合は「交通費がいくら支給されるか?」を比較して総額の費用が安い方を選ぶのもありでしょう。
合宿免許の交通費の具体例
合宿免許の交通費について具体例を見てみましょう。
全額支給の例


免許合宿ライブ・東名自動車学校より引用
東京駅から静岡駅までの新幹線利用料金は自由席で5,940円となっているので、上記の例では往復の新幹線代が全額支給となりますね。
ちなみに往復交通費が支給されるのは上記のルート区間のみで、東京駅までの移動手段については自己負担となる点も注意しておいてくださいね。
一部支給の例


免許合宿ライブ・盛岡南ドライビングスクールより引用
東京駅から盛岡駅までの新幹線利用料金が自由席片道分15,010円ですからなので、往復30,020円となります。
往復20,000円を上限として支給されるので、差額10,020円は自己負担となるわけですね。
全額支給でないとしても通常であれば3万円ほどかかる所を1万円ほどで盛岡まで行けると考えると、それほど大きな負担ではないと言えるでしょう。
こちらも東京駅までの移動については自己負担になっています。
交通費支給の注意点


合宿免許で交通費を支給してもらう際の注意点として、以下のような注意点があります。
- 交通費の支給内容は教習所ごとに異なる
- 教習所指定の移動手段やルートを確認しておく
- 交通機関の手配は自分で行うのが一般的
- 交通費支給条件として領収書が必要
- 帰りの交通機関の手配は帰宅日が確定してからが無難
こちらも詳しく見ていきましょう。
交通費の支給内容は教習所ごとに異なる
前述でも何度かお伝えしていますが、交通費の支給内容は教習所ごとに異なります。
- 全額支給なのか、一部支給なのか?
- 一部支給の場合は、全道程のうち自己負担はいくらになるのか?
など、交通費の支給内容によってはかえって自己負担が増える可能性もあります。
教習所を選ぶ時には交通費の支給がどうなっているのかもしっかりと確認しておきましょう。
教習所指定の移動手段やルートを確認しておく
交通費の支給内容と合わせて、教習所指定の移動手段や交通ルートについても確認しておきましょう。
教習所で定めている移動手段や規定のルートなら全額支給としていても、それ以外の移動手段やルートの場合は対象外としているところもあります。
交通機関の手配は自分で行うのが一般的
交通機関の乗車券やチケットの購入・予約は自分で手配するのが一般的です。
教習所によっては事前に交通チケットや乗車券を郵送してくれるところもありますが、そのような規定がない場合は自分で各交通機関に早めに予約申し込みやチケット購入をしておきましょう。
お盆の帰省シーズンや観光シーズンなど時期によっては交通機関の繁忙期と重なり、「予定していた日の新幹線が取れなかった!」となる可能性もあるので注意してくださいね。
入校できずにキャンセルとなった場合は教習所へのキャンセル料がかかってしまうので、
- 指定のルートと集合時間をしっかりと確認しておく
- 交通機関の時刻表や乗り換えなどを確認しておく
- 余裕を持ってチケット・乗車券の購入をしておく
といった事に注意して、遅刻やキャンセルせずに済むようにしましょう。
交通費支給条件として領収書が必要な事も
教習所によっては交通費の支給条件として、領収書の提示を求められる事があります。
領収書を紛失したり受け取っていなかった場合は、交通費支給されない事もあるので注意しておきましょう。
帰りの交通機関の手配は帰宅日が確定してからが無難
帰りの交通機関の手配は、帰宅日が確定してからの方が良いでしょう。
合宿免許では遅刻や試験の不合格などが原因で、合宿期間が延長になる事があります。


そうなるとせっかく帰りの手配をしていても予定通りに帰れず、キャンセル料がかかってしまいますよ。
余分な料金を払わなくても良いように、帰宅日が確定してから帰りの手配をするようにしておきましょう。
まとめ
交通費が支給されるタイミングや支給内容は以下の通りです。
交通費が支給されるタイミング
- 卒業時に往復分の交通費を支給
- 入校前にあらかじめ交通チケットや乗車券が郵送される
交通費の支給額
- 上限〇〇円まで支給
- 指定区間や指定交通機関のルートの一部を支給
支給額や内容は教習所ごとに異なります。
場合によっては自己負担が増えてしまう可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。
その他の注意点は以下の通り。
交通費支給に関する注意点
- 交通費の支給内容は教習所ごとに異なる
- 教習所指定の移動手段やルートを確認しておく
- 交通機関の手配は自分で行うのが一般的
- 交通費支給条件として領収書が必要
- 帰りの交通機関の手配は帰宅日が確定してからが無難
交通費支給は合宿免許ならではのお得な制度です。
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